固形石けんって、空気中にむき出しの状態で置いておくもの。衛生的に大丈夫・・・?とふと不安になることってありませんか?
ここでは固形石けんの正しい保管方法と、品質を長持ちさせる方法などを具体的にご紹介します。
開封後の石けんの保管方法
それでは具体的に開封後の石けんの保管方法をまとめます。
直射日光を避けて風通しのよい場所に置く
石けんは直射日光を浴びることで素材が劣化してしまいます。劣化した石けんは泡立ちが悪くなったり、品質が変わってしまう危険があるため、開封後の石けんはなるべく直射日光が当たらない場所で保管しましょう。
水気の少ない場所に置く
水気の多い場所に置くと、せっかくの石けんが溶けだしてしまいます。石けんのもちを良くするためには、水気の少ない場所に置く、直接洗面台におかずに、石けん台の上に置くなどの工夫が大切です。
泡だてネットを石けんの上に置かない
よくあるケースとして、使用後の泡だてネットを石けんの上に置いておく、という場合があります。これでは石けん表面の乾きが遅くなる上、湿ったネットに雑菌が繁殖する恐れがあります。
使用後の泡だてネットはしっかり洗って風通しのよい場所に干しておきましょう。
使用した石けんはさっと水洗い
石けんを使った後は泡ぶくぶくのままで放置しないようにしましょう。泡が付いた石けんは乾きが遅くなります。一度しっかりと泡を洗い流して、石けん台の上に置いておくのが理想です。

これで石けんはしっかり長持ちできますよ!
石けんって劣化するとどうなるの?
なるべく起きて欲しくはないですが、大切な石けんが劣化したサインってどういうものでしょうか?
石けんが割れる・ヒビが入る
石けんの中に含まれている水分やグリセリンなどの保湿成分が抜けてしまうと、石けんが割れてきます。原因としては、水っぽい場所で保管していたり、直射日光に当てていたりすると起こることが多いです。
泡立たなくなる
極端に泡立ちが悪くなるのも劣化のサインです。原因としては長期間使用せずに放置してしまった場合などに起こります。直射日光・水っぽい状態での放置、数年単位で乾燥状態の場所に置いておくなどでも起こってしまいます。
硬くなる
元々固形の石鹸ですが力を入れてみると、くぼんだり指の痕が残ったりするくらいの柔らかさが普通ですが、石けんは劣化するとカチカチに硬くなります。
石けんに含まれていた水分や保湿成分が抜けてしまうことで硬くなってしまいます。同時に泡立ちも悪くなり保湿効果も薄くなるため、石けん本来の効果を得られにくくなります。
石けんの保管方法まとめ
石けんはむき出しだからこそ、保管方法が大切です。上記を参考にして保管方法を見直してみましょう。

大切な石けんが長く使えると気持ちがいいですよね。